名刺管理サービスEightのプレミアム会員になってみた
「Eightプレミアム」を利用して、名刺データのダウンロード、全項目データ化、優先データ化が可能になった、ということで早速会員になってみました。
使ってみて、EightからvCard形式で名刺データをエクスポートするブックマークレットを作った私としては特に名刺データ(CSV)のダウンロードについてレビューしてみたいと思います。
名刺データをダウンロードしてみる
プレミアム会員になったら、名刺のダウンロードページへアクセスします。 「ダウンロードファイルを作成」ボタンをクリックするとデータ生成が始まり、少し待つと上の画像のようにダウンロードボタンが表示されます。私の場合、名刺が1,600枚程度で1分もかかりませんでした。
ダウンロードできるファイルはEight独自のCSVファイルのようで、「ダウンロード」ボタンの方がShift_JIS(Windows等のExcelで開ける文字コード)形式で、その横にある「UTF8版」のリンクは、同じファイルをその名の通りutf-8の文字コードでダウンロードできます。
ダウンロードCSVファイルの項目
下記の順番に並んでいます。
- 会社名
- 部署名
- 役職
- 氏名
- 郵便番号
- 住所
- TEL会社
- TEL部門
- TEL直通
- FAX
- 携帯電話
- URL
- 名刺交換日(yyyy/mm/dd)
- Eightでつながっている人(※)
- 再データ化中の名刺(※)
- '?'を含んだデータ(※)
- タグ1(※)
- タグ2(以下、自分が設定したタグ種類数だけ列が増える)(※)
※の項目は、YESの場合は1が設定され、NOの場合は""空文字列(ダブル引用符2つ)が記載されるBoolean値(TRUE/FALSE)
ダウンロードしたCSVファイルの形式に思うこと
いくつか思うこと(改善してほしい点)があったので書いておきます。担当の人に届け!
- ファイル冒頭5行くらいのファイルの説明文はいらない。ダウンロードページに注意書きとして記載するのが良いと思います。CSVファイルとしてフォーマットがInvalidになってしまう・・
- ユーザID列がほしい。毎回、全件DLしかできないので不要と考えたのかも知れないですが、以前にDLしたファイルに列を追加して管理していたりする場合などで全上書きできない状況だと、特定の一人の転職(情報更新)を既存ファイルに反映するのが大変です。名前で検索することも考えられますが同姓同名はわりと良く居ます。
- 情報更新を検知するために各行のHash値(Check sum)がほしい。例えば、「名前+会社名+部署名+役職名+TEL+メールアドレス」をハッシュ化するとか。
これらは、観点として「CSVファイルは別のシステムのInputに使いたい」という前提で書いているので、Excelで開いて列を追加・削除・入れ替えたりするユースケースなら今のフォーマットでも良いかもですね。
ファイルフォーマット設計に限らず、サービス設計としてユーザはどんな行動を取るのかを想像するのが大切だと思うので、このファイルをダウンロードした後、ユーザはどんな行動を取るのかという部分を考えてフォーマット設計すると良いと思います! サービス開発の訓練として、自分でもちょっと考えてみよう。
と、気付いた点はありますが公式にデータエクスポートがサポートされたEightプレミアム会員は、名刺管理をスマートにしたい人にはオススメなので、詳細は下記のページから確認ください。
画像出典:Eight ブログ
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