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noriaki blog はてな出張所

主に技術や読んだ書籍、考えたことなどを書くブログ。技術系ブログは http://blog.noriaki.me

metaps主催セミナー:スマートフォン×プラットフォーム(2015/01/13)のメモ公開

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- photo: 2015年 スマートフォン プラットフォーム戦略の未来とは? | Peatix

1/13(火)に行われた2015年 スマートフォン プラットフォーム戦略の未来とは? | Peatix(サブタイトル:スマホ新時代到来 プラットフォーム戦略の鍵を握るSyn.とヤフーの考えるこれから)というセミナーに参加したので、備忘メモをそのまま公開しちゃいます。

流れとしては、主催のメタップスの方が、スマホアプリマーケティングの2014年を振り返り、2015年の俯瞰を話された後、スマートフォンの大きなプラットフォームである「Yahoo! JAPAN」と「Syn.」の方が登壇されました。これらのプレゼンテーションを聞きながらキーワードを中心にメモしたものです。

この後、聴衆からの質疑応答も含むパネルディスカッションも行われましたが、それはメモってないので悪しからず。

「データドリブン」アプリマーケティング

杉崎 健史

  • cci -> ADK -> デジガレ -> metaps
  • metapsアライアンス責任者

metaps

主な広告主

  • LINE
  • Yahoo! JAPAN
  • SoftBank
  • etc

プロダクト

  • リワード:12億DL, 1億UBリーチ
  • 手数料無料の決済サービス:SPIKE:データマネタイズを狙う

スマホアプリ市場トレンド 2014-2015

稼働デバイス台数

2014年にPCとスマホ+タブレットの稼働台数が並び、2015年以降スマホ+タブレットが逆転して伸びる。

スマホ内占有時間

  • 32%:Game
  • 28%:Communication
  • 8%:Entertainment
  • 18%:Utilities
  • 14%:Brouwser

ブラウザ -> アプリ

ターゲティングキー

  • Do not track
  • 3rd Party cookie
  • スマホではCookie排除

  • IDFA
  • Advertizing ID
  • Twitter, Facebook等のID

広告配信対象

「枠」->「人」

意志決定方針

属人的・勘を拠り所としたメディアプランニングから、データを中心とした広告効果オーディエンス、マーケットデータによる意志決定に。人工知能による自動最適化(将来予測モデル)の到来。

Syn./YJのアプリを外部データを使って比較してみた

交通カテゴリ(Google Play)

NAVITIMEとYahoo!地図、Yahoo!乗換案内、Yahoo!カーナビ

  • DL数レンジ
  • レビュー件数
  • レビュー評価
Yahoo!カーナビにフォーカスして把握
  • レビュー数推移を星の数を面積折れ線グラフで表示
    • 12/25をピークにレビュー数が通常時の10倍まで増加
    • レビュー対策のプロモーションを実施したのでは?
  • Google Playランキング推移と時系列を合わせて比較
  • 説明文のIDFをスコアにしたワードクラウドを表示
  • レビュー本文の係り受け頻出単語をグラフ化
    • 無料 -> 使える、できる、思えない、驚き、十分、最高
    • カーナビ -> いらない

手段はいろいろあるが、競合アプリとのデータを活用した比較によってユーザが抱いているイメージやニーズに対する客観的な把握を行うことで、プロモーションメッセージ等のコミュニケーションがシャープになる。

まとめ

  1. 「スマホアプリ」ファースト
  2. 「データ」に基づく意志決定
    • 外部データ:自社/他社ポジショニング把握
    • 内部データ:貢献度別に分類/管理によるマーケティング最適化
  3. 顧客資産最適化、マーケティングROI改善

Yahoo! JAPANトップページポータルの進化について

Y!スマホトップSM 葭沢 光伸

スマホにおけるポータルとは

ホーム画面である。その1画面目(20個程度)に自社アプリが入る必要がある。メールやカレンダー等の標準アプリはその画面を占有してくる。

スマホにおけるプラットフォームの考え方に対するYahoo! JAPANの問い

  • レイヤー化させるか
  • 強固な中心点か中心なき世界か
  • 意志を持つか

Yahoo! JAPANのVision

誰もが入れる「玄関」でありながら、誰もが使える「道具」になる

Yahoo! JAPANのMission(チカラ)

  • Public × Personal
  • Navigate × Recommend
  • Search × Japan

Yahoo! JAPANのTarget

対象、全員。

Yahoo! JAPANが考えるプラットフォーム

1,000万DAUを超えるとプラットフォームと言って良いのではないか。 ただし、全員を満足させるような魔法は無い。

関連書籍

ヤフーの広告プロダクト責任者高田氏の薦める20~30代ビジネスマン必読の3冊

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

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V字回復の経営 2年で会社を変えられますか 企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

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ビジネスモデル全史 経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

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Syn.構想について

森岡 康一

  • Yahoo! JAPAN
  • Facebook Japan副代表
  • 現KDDI新規ビジネス推進本部担当部長

KDDIとの立ち位置整理

KDDIキャリアから完全に切り離したい。ネットだけではなくリアルにおいても、キャリアを問わないオープン市場を作りたい

Syn.構想

ネットとリアルの垣根を越え、キャリアを問わないオープン市場に参入。

様々なカテゴリーの有力メンバー企業と共に、オープン市場において新たなユーザ接点を構築する。

アプリ市場の外観(au調べ)

  • 市場に存在する250万個のアプリ
  • 平均38個のインストールアプリ
  • 平均8個のアクティブ利用アプリ

Syn.構想の詳細

第一弾

良いか悪いかでは無く、これまでのポータルは一極集中の玄関(入口)を作ってきたのに対し、Syn.は複数の玄関を作る。

全てのサービスが入り口となる、中心のないポータル。 「ポータル」ですらなく、相互送客のプラットフォームとも言える。

How

各アプリ共通のサイドバーから、ホーム画面に戻らずにSyn.の他アプリにアクセスできる。 これによって、1個のアプリしか使わない人が2個目のアプリにアクセスできれば価値を生み出すことができる。

3つの価値
  1. のべ月間利用者数4,100万人
  2. 複数サービスの回遊を促す共通の仕組み導入
  3. 上質な13サービス(現在15サービス)が融合
プロダクト
  • Syn.alliance
  • Syn.menu
    • ビットセラーが主に開発
  • Syn.ad
    • 予約型にチャレンジ(ナショナル広告主がスマホにお金を投下する市場を作りたい)
    • スケールアウトが主に開発

KDDIはSyn.を構想し支援者としての立ち位置に居る。

Syn.構想の今後

サービス間連携・融合

サービス同士が連携・融合すると新しい価値が生まれ、新しいユーザ体験を提供できる。

DMP連携

できればコンテンツに対してFBしていきたい。 目下、データはSyn.allianceで取得蓄積し最適化対象はSyn.menu

競合と考えていること

  • 単体アプリを中心とした機能的に分割されたアプリを提供しDeeplinkでつながるもの(ex. Facebook)
  • 米Yahoo!ではブラウザで同様の構想が進んでいる

関連書籍

Syn.で登壇された森岡氏の本


関連商品

広告ビジネスのこれからを考えるための本

広告ビジネス次の10年

広告ビジネス次の10年

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